【カランダッシュ オイルパステル】12色セット検証!他メーカー比較レビュー

どうも!チョークアーティストのMamoruです。みなさんはチョークアートの画材が色々あることをご存知でしょうか?

チョークアートを描いていく上でオイルパステルを使いますが、オイルパステルはさまざまなメーカーが出していてそれぞれ特徴があります。

今回はそのひとつ「カランダッシュ」から出ている「ネオパステル」を使い特徴などの商品レビュー、実際に描いてみる内容になっております。

結論から言うと、カランダッシュのネオパステルは「100年以上の歴史を持つスイスの老舗が、プロのために開発した最高級オイルパステル」で

「これからオイルパステルを本格的に始めたい初心者」や

「持ち運び用のコンパクトな高品質セットを探している中級者」に最適なオイルパステルになります。

ちなみに同じメーカーから出ているネオカラー(ワックスパステル)とは別物になります

また本記事ではチョークアーティストとして実際に他社製品(モニーク、ホルベイン、セヌリエ)と比較した結果を写真付きで全部お見せしますね!!

それではさっそく進めていきましょう!!

カランダッシュとは?メーカーの紹介と歴史

カランダッシュは1915年にジュネーブで設立されたスイス国内唯一の筆記具・画材メーカーです。 

「カランダッシュ」は、ロシア語で「鉛筆」を意味する「karandash」に由来しています。

ブランド名はフランスの風刺画家エマニュエル・ポワレのペンネーム、カラン・ダッシュから取られました

全ての製品がジュネーブの自社ワークショップで開発・製造されており、職人の手作業と最先端技術を融合させた高品質なものづくりが特徴です。 

カランダッシュは数々の「世界初」を生み出してきた、イノベーションの歴史を持っています。

 

①1929

世界初のクラッチ式芯ホルダーとして「フィックスペンシル」を開発

 

1931

世界で初めての水溶性色鉛筆「プリズマロ」を発売し、

描画の世界に革命を起こす。 

 

③1952

ワックスパステルの「ネオカラーI」を発売、

1985年にプロ向けオイルパステルとして「ネオパステル」が誕生

 

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自分もチョークアートをはじめた頃に先生から「ネオカラー」を紹介してもらい、それから作品作りでお世話になっています。また、白色の「ネオパステル」も作品作りにとても重宝しています。

 またメーカーの強みと特徴としては400色以上の美しい色調を生み出す色彩技術を持ち、顔料の選定から製造まで一貫して管理しています。 

ギロシェ彫刻や中国漆の技術など、宝飾品に近い高い技術力を持ち、世界一高価な万年筆としてギネス記録に載る製品を手がけたこともあります。  持続可能な森林管理から得られたFSC認証の木材を使用するなど、環境に配慮した製造プロセスを重視しています。

公式HPURL

 

カランダッシュのオイルパステルの特徴と使用感レビュー

それではさっそくレビューを進めていきましょう!

今回使うのは「カランダッシュ ネオパステル12色セット」です。

こちらは定価は税込6,336で、世界堂やAmazonで購入することができます。

私はAmazon税込み4,300で購入しました。

※繰り返しになりますが同じメーカーから出ている「ネオカラー(ワックスパステル)」とは別物になります。

世界堂オンラインショップ

Amazon↓

 

カランダッシュ ネオパステル12色セット

商品はこんな感じ!オシャレなパッケージとなっています。

12色セットの中身はオイルパステル12本と小冊子が入っています。

小冊子は簡単な商品のカタログです。(中身は多言語となっています)

オイルパステルはカバー紙つきで汚れないように入っています。

 

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これだけでも高級感漂いますね!!

見た目はクレヨンみたいな印象で、私が普段使っているモニークチョークと同じような硬さを感じましたが、試し書きをしてみると全部のオイルパステルも伸びが良く、非常に混ぜやすいです。

特に白色は混ぜた色の上にもしっかりと色が乗っかってくれます。

また、オイルパステル自体にベタつきはなく、描いている際にカスが出ることもないので手やボードが汚れにくいなと感じました。

 

今回は「ネオパステル12色セット」をレビューしましたが、12色、24色、48色、96色セットが展開されています。

Amazon、世界堂ともに全セット取り扱っています。

一部取り寄せ品や売り切れている場合もあり

 

価格帯(世界堂)

12色…5,069円

24色…10,138円

48色…20,276円

96色…40,551円

 

カランダッシュと他オイルパステルとの比較

他のメーカーのオイルパステルとも比較してみましょう!

左の二つは直線を書いてから、2回指で擦っています。

(セヌリエとネオパステルは1回)

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と比較写真を載せましたが伝わりづらいかもしれませんね笑。

比較としては一番伸びが良いのはセヌリエでしたが、カランダッシュのネオパステルもしっかり定着して伸びが良いです。

ソフトパステル系はしっかりと定着してくれる分、減りが早いのが難点ですが、下地を作る時や色を重ねたり厚塗りをする時にバッチリですね!

また補足ですが、ブラックボード以外に描くとき(キャンバスなど)にもオススメです。自分も実際にキャンバスで描いたときはソフトパステルには助けられました。

 

他のメーカーの記事もレビューしているので、ぜひチェックしてみて下さい!↓

【ホルベイン オイルパステル】15色セットをプロが徹底!レビュー

セヌリエとの比較

前述していたセヌリエとも比較してみましょう!

 特 徴 ネオパステル(Neopastel) セヌリエ(Sennelier)
 質 感 クリーミーだがコシがある バターのようにとろける
 厚塗り 得意(なめらかに伸びる) 非常に得意(盛り上げ可能
扱いやすさ 初心者でもコントロールしやすい 柔らかいため少し慣れが必要
白の役割 最後に光を乗せるハイライトに最適 色を混ぜて下地を作るのに最適

比較してみましたが私の主観的な感想でもあるので、参考程度に見ていただけたらと思います。

 

セヌリエのレビュー記事もぜひチェックしてみて下さい!!↓

【セヌリエ オイルパステル】6色トライアルを検証!他メーカー比較レビュー

実際に描いてみよう!写真と動画で解説!!

次に実際に作品を描いてみましょう!!

今回は夕焼け空を描いてみようと思います。描いた物をお家に飾るとサマになると思うのでぜひチャレンジしてみて下さい。

今回はオイルパステルは白、黄色、赤、青、黄土色(オーカー)の5色を使います。

実際に描いている動画もありますので、合わせてご覧ください↓

youtubeリンク動画

準備物などの道具はこちらの記事で紹介しているので、こちらも合わせて見てみてください↓

このモチーフを真似をして描いても良いし、自分が描いてみたいモチーフがあれば描き方を参考にしてみて下さい。

自分で選ぶのであれば最初は簡単なものにしておくと良いでしょう!

補足ですが、このモチーフを描いてみたいけどうまくトレースができない方は転写紙というものがあるので、そちらを購入してみると楽にモチーフを描くことができます。

転写紙↓

①ホワイトペンシルで下書きを描く(0:00~)

描いたら、早速色を入れていきます。

他の記事でもお伝えしていますが、描くときのポイントとしては薄い色から入れていくことです。いきなり濃い色(例えば黒や青)を入れるとグラデーションを作りづらかったり、他の場所に色が移ってしまったり次に描くときに大変なので、必ず薄い色から入れていきましょう。

まずは一番下の山になる部分の上に黄色を入れていきます。

柔らかめのオイルパステルなので、優しい力で十分ボードに色がつきますよ。

黄色を入れたら、次はその上の段に白を入れていきます。

こんな感じ!

②上から赤をのせ、色を混ぜる(0:35~)

黄色、白の段の下の部分にそれぞれ赤色をのせていきます。

濃い色なのでガッツリいれず、上から優しくなぞるように入れて下さい。

入れたら、指でなぞるように伸ばしていき、乗せた部分の色を混ぜていきます。

伸ばしていくと色が混ざると同時に色が薄くなるところもあるので、その都度色を足して調整していきます。

指やオイルパステルについた色は

ウェットティッシュ、タオルで必ず拭き取っておきましょう!!

また、指が濡れていると色が混ざりづらいので、

指をウェットティッシュで拭いたらタオルで拭いておきましょう!

こんな感じで色が調整できたら次に進みます。

 

③上から赤、青をのせて色を混ぜる(1:43~)

白と上の部分に赤を入れていきます。青っぽい紫にするので赤は少しで大丈夫です。

次に青を入れていき、色を混ぜていきます。

混ぜる時に色の境目をなくすように指をぐるぐる回しながら混ぜるのがポイントです。

 

混ぜる時に赤い夕焼け部分に色が入らないように気をつけましょう!!

 

色が入ってしまったら同じ色を入れて色を調整していきます。

 

形になったら、次に進みましょう!

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ここで気になる部分があれば、同じ色や白をのせて混ぜたりして調整しておきましょう

 

④白で星を描く(3:40~)

ここまできたら、完成までもう少しです。

白のパステルをボードにポンと押しつけるようにして星を描きます。大きな星は強く、小さい星は弱く押しつけることがポイントです。

 

グリグリ押し付けてしまうとズレて星っぽくならないので注意が必要です。

 

大幅にズレてしまったら、景色と同じ色を入れて修正していきます。

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ここでの修正はなかなか大変だと思うので、星を描くのは神経質にならず気楽にポン、ポンと押して進めていきましょう笑

星を描く場所は視聴者の方にお任せします!

 

⑤黄土色(オーカー)で山を描く(4:11~)

ラストスパートです。頑張りましょう!!

黄土色を使って、まずは山の輪郭をなぞるように描きます。

次に輪郭の下の山の部分は陽が当たらず、影になる部分なので山の部分には色は入れずに地面の部分に色を入れていきます。

地面にも影がある部分やでこぼこ感を表現したいので、全面には入れずにざっくり色を入れていきます。

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ここは動画のように真似をして入れてもいいですし、夕焼けの山の画像などを参考にしてアレンジをしても良いです!

 

色を入れたら指で少し伸ばすようにして描いた場所を整えて、最後にブラックペンシルで山の輪郭を整えたら完成になります!!

今回のオイルパステルにも画材用のフィキサチーフ(定着剤)が推奨されていますが、

実際に普段使っているホームセンターに売っているラッカースプレーでも十分定着してくれます。

準備するもの、道具の紹介についての記事にも紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみて下さい。

使っている商品が売っている所も紹介しておきますね!

ラッカースプレーのURL↓

状況によって売り切れている場合もあり

 

※ちなみに比較にも出していたセヌリエでは描いたものを塗布してみましたが、油分が強いのか完全に定着しない様子でした。

 

カランダッシュ オイルパステルでここまでできる!

と一例を見せていきましたが、このオイルパステル達を使ってこんなものも描くことができます↓

これは白、黄色、オレンジ、茶色、黒を使っています。(一部モニークチョークも使っています)

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描いてみての感想ですが色を作りながら描いていたこともあり、色を混ぜすぎると色が入りづらくなるのでなかなか時間がかかりました。最終的にモニークチョークも使い、仕上げていきました。描くものにもよりますが、適材適所で使うのがベストですね!

 

まとめ

1915年にジュネーブで設立されたスイス国内唯一の筆記具・画材メーカー

・フランスの風刺画家エマニュエル・ポワレのペンネームから取られた

【メリット】

・購入先が多く入手しやすい

・初心者でも扱いやすい

・白は最後に光を乗せるハイライトに最適

・いろいろな素材(紙や木材)に描きやすい

【デメリット】

・しっかり定着してくれる分減りが早い

・オイルパステルの中では単価が高い

 

どんな人におすすめか?

カランダッシュのネオパステルは

「これからオイルパステルを本格的に始めたい初心者」

「持ち運び用のコンパクトな高品質セットを探している中級者」

におすすめかと思います。

また、カランダッシュのネオパステルはセヌリエと同様に力を入れなくても色が乗りやすいので、筆圧が弱い方や、指を使わず画材そのものの感触を感じながら感覚的に色を置きたい人におすすめです!

細かい書き込みを重視する作品やコスパを優先したい人にはオススメしにくいかなと思いますが、ここの場所だけと限定して使うのもアリかと思います。

今回はカランダッシュ ネオパステル12色セットのレビューをしてきました。

描いている感触は思ったより硬かったですが画材の乗りやすく、また、色が混ぜやすいので初心者でも扱いやすいオイルパステルでした。

自分も白い部分を強調するときによく使うので、単色で買うのもありかと思います。

あなたの描く一枚が、一塗りでグッとプロの表情に変わる快感を、ぜひ味わってみて下さい!!

 

ぜひ、この記事を見て参考にしていただけたら幸いです。

他のメーカーもまだあるので、次もレビューしていきたいと思います。

それでは!!

 

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